製品概要
pco.edgeは新時代CMOSイメージセンサーといわれる、 sCMOS(scientific CMOS)を搭載した画期的なイメージングカメラです。 従来のCMOSおよびCCDカメラにはない、高分解能、低読出しノイズ、高フレームレート、広いダイナミックレンジが1台に凝縮されたカメラです。 pco.edge5.5は高解像度、グローバルシャッターとローリングシャッターモードの切換えが特長です。カラーカメラオプションの選択も可能です。
pco.edge4.2は高QE、低読出しノイズ、広いダイナミックレンジが特長です。また、数種類の高精度同期モードが選択可能で、顕微鏡に取付ける 様々なアプリケーションに対応します。
Bringing to light – 今まで難しかった測定や観察、解析を明らかにする可能性を広げるカメラです。
優れた画質
sCMOSセンサーを搭載したpco.edgeは1.1e–medianという優れた低読出しノイズ性能を持っています。 最高速度100fps(全画素読出し時)においても読み出しノイズは1.5e–median以下に抑えられています。 さらに洗練された回路技術とファームウェアのアルゴリズムにより、感度不均一性(PRNU)や、暗時出力不均一性(DSNU)においても 優れた性能を持っています。 下の画像は低照度環境下で一般的なインターラインCCDとsCMOSセンサーの画像を比較したものです。 ここでも、sCMOSがCCDに比べて読み出しノイズが低く、ダイナミックレンジに優れ、スミア(CCD画像中にある縦の白いスジ)も 見られない高画質撮影が可能であることが分かります。

16bitに迫るダイナミックレンジ
pco.edgeの特徴のひとつは広いダイナミックレンジです。sCMOSイメージセンサーは優れた低ノイズ性能と高い飽和電荷容量を持ちます。 それに加え、pco.edgeが搭載している2種類のゲインの異なる信号増幅器および11ビットのADコンバーターによって、 それぞれの信号を合成して16ビット出力します。 その結果、ダイナミックレンジを最大化すると同時に読み出しノイズの最小化を実現しています。
(上)pco.edgeによる1:10000ダイナミックレンジのグレースケールイメージ(20ステップ)(下)上記グレースケールイメージの中心線上の色度グラフ
特長 (pco.edge5.5)
- 1.1e– mid(スロースキャン時)の低読出しノイズ
- フルフレーム2560×2160ピクセルの高分解能
- 27000:1のハイダイナミックレンジ
- ローリングとグローバルシャッター両モードの切替え使用
- 最速100フレーム/秒(ローリングシャッター、フルフレーム)の読出し速度
- パルス光源に有効なグローバルリセット機能
- 最高60%以上の高量子効率(@600 nm)
- 64bitOSにフル対応
- 高速フルフレームでの長時間動画撮影が可能
- インターフェース:カメラリンク、USB3.0
- 電子冷却によるセンサー温度高安定化 (5℃@20℃環境温度)
特長 (pco.edge4.2)
- 0.9e– mid(スロースキャン時)の低読出しノイズ
- フルフレーム2048×2048ピクセルの高分解能
- 33000:1のハイダイナミックレンジ
- 最速100フレーム/秒(ローリングシャッター、フルフレーム)の読出し速度
- パルス光源に有効なグローバルリセット機能
- 最高70%以上の高量子効率(@600 nm)
- 64bitOSにフル対応
- 高速フルフレームでの長時間動画撮影が可能
- インターフェース:カメラリンク、USB3.0
- 電子冷却によるセンサー温度高安定化 (5℃@20℃環境温度)
主な用途
- 生細胞の顕微イメージ
- 超高解像度顕微イメージ
- 微弱蛍光および蛍光分光観察
- ライトシート顕微鏡
- 局所顕微観察(PALM、STORM、GSD、dSTORM)
- X線トモグラフィ
- リアルタイム共焦点顕微鏡 など




