製品概要
Andor Technologyの「高感度低ノイズ分光器 Shamrock / Kymera」は、同社の高感度検出器で高度な分光測定を容易に行うために開発されたツェルニターナタイプの分光器です。
同時に測定する波長レンジや波長分解能に合わせて、焦点距離が 19cm, 32cm, 50cm, 75cmの4タイプからお選びいただけます。 制御は全てAndor Solis ソフトウェアから検出器と同一画面で行えます。
高感度検出器…微弱光分光、高繰返し分光に最適
Andor Technologyの高感度検出器を取付けて微弱な光を測定します。 用途に合わせてCCD、EMCCD、ICCDといった検出器を取付けます。 出射ポートを2箇所にすることで、波長レンジの異なる検出器を 付けることが可能です。
ユーザーフレンドリーな操作画面
(Kymera193i, Kymera328i,SR-500i, SR-750)
Andor Solisソフトウェアでの制御はわかり易いグラフィック&ワンクリック 操作のため簡単に分光器のパラメータを設定することができます。 また、検出器と同一画面のため、検出器を動作させたまま グレーティングの中心波長の制御等を行えます。
直感的に操作できるので、わずかな時間で操作方法を習得できます。 利用者の多い研究室等には最適です。

広い波長範囲を高分解能で測定!スキャニング機能を搭載
マルチチャンネル検出器による測定は、中心波長を掃引することなく分光スペクトルを測定できる利点がありますが、高い波長分解能が必要な場合は測定できる波長範囲が狭くなる問題がありました。 しかし、このShamrockでは、従来難しいとされていたグレーティングの 中心波長を変えながら複数波長範囲のスペクトルを測定し、繋ぎ合わせるスキャニングが可能です。この機能により、広い波長範囲を高波長分解能で取り込むことが可能です。
ファイバー入射にも対応
分光器への入射方法は、スリットへのダイレクト入射だけではなくファイバー入射にも対応しています。一般的な単芯ファイバー、光量を稼ぐためのバンドルファイバーをはじめ、下図のような多分岐バンドルファイバーによるマルチトラック分光用ファイバーも用意できます。

(左)多分岐バンドル光ファイバーの使用例
(右)マルチトラック分光のイメージ像の例 (分光器モデルによってイメージング特性は異なります。)
特長
- 高感度マルチチャンネル検出器搭載
- 微弱光スペクトルを素早く取得
- 対応波長:200~2300 nm
- 波長分解能:0.02 nm~
- スキャニング機能で広波長範囲の分光計測
- ICCD検出器搭載で最短2ナノ秒の瞬間現象の分光計測
- 焦点距離 193mm、328mm、500mm、750mmの4モデル
- キャリブレーション、グレーティング選択を含め、ソフトウェアから完全制御
- USB2.0インターフェース
- グレーティング複数枚同時搭載、ソフトウェアで自動切り替え
グレーティング4枚同時搭載、最大12枚まで登録可能(Kymera328i)
Shamrock500i, Shamrock750は3枚、Kymera193iは2枚 - LabVIEW、Python、Visual Studio 他 プログラミング言語に対応
- 銀コーティングオプションあり
用途・アプリケーション
- ラマン
- PL
- CL
- 燃焼
- プラズマ
- LIBS など
