次世代TOF型運動量光電子顕微鏡 METIS1000 製品概要
3D角度分解光電子分光法
ドイツSPECS社製の飛行時間型光電子顕微鏡METIS1000は、TIME-OF-FLIGHT(TOF)法を用いた、最新鋭の角度分解光電子顕微鏡です。
METIS1000は、パルス光源で励起した光電子をディレイライン検出でTOF測定し、その結果から光電子の運動エネルギーを算出します。従来のARPESと異なり、 一度にx軸、y軸方向の角度分解測定が可能となり、kx、ky、tの3次元情報が得られます。
光電子検出光学系は、SPECS社、ドイツ マインツ大学およびドイツマックス・プランク研究所が 共同開発した最新鋭k顕微鏡カラムが使用されており、運動エネルギー70 eV以下の領域で 取り込み角±90°を実現し、サンプルを回転させずにブリルアンゾーン全域を観測可能です。 k顕微鏡カラムは空間分解能 <50nmの高性能PEEMとして使用することも可能であるため、 PEEM像から測定位置を決定した後に、METISによるARPES測定を行うことが可能です。

ディレイライン検出器

k顕微鏡カラム
特長
- Momentum Microscopy 測定
- 角度分解光電子分光(ARPES)
- ブリルアンゾーン全領域を一括測定
- 逆格子空間、実空間測定
- 高エネルギー分解能 <15meV
- 角度分解能 <0.1°
- kx, ky, kEを同時に測定:Δk<0.01Å-1
- 運動エネルギー:0~2000 eV
- LHe冷却型高性能顕微鏡用サンプルステージ:HESTIA
- 取り込み角 ±90°
- ディレイライン検出器
- ダイレクト3Dイメージング
ARPESモード(運動量モード3Dイメージング kx、ky、t)
PEEMモード(光電子顕微鏡モード3Dイメージング x、y、t) - オプション:Spinイメージングセンサー(アップグレード可)
測定モード
- 運動量測定モード
- 光電子顕微鏡モード
