可搬型プラズマ分光装置 Mechelle

LIBS、環境分析に。200~975nmの領域を同時に高分解能で分光。

メーカー名

Andor Technology

お問い合わせNO.
AD11
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可搬型プラズマ分光装置 “Mechelle” 製品概要

可搬型プラズマ分光装置 “Mechelle” は、エシェルグレーティングと独自技術のダブルプリズムを搭載し、200~975nmの領域を同時に高分解能で分光できる可搬型プラズマ分光器で、特にLIBS、環境分析に最適な分光器です。
独自技術の光学設計により、高分解能と非常に低いクロストークが実現され、精度の高いデータを取得できます。
検出器はAndor TechnologyのCCD検出器「DU934型」またはICCD検出器「DH334型」を使用し、付属のAndor Solisソフトウェアで制御します。波長校正も簡単で、校正後は温度補正機能によって高い波長精度を長期間維持します。また、ファイバー入力などのアクセサリーも豊富です。

広い波長範囲、高波長分解能

可搬型プラズマ分光装置 “Mechelle” は、検出波長領域200~975nmと広範囲であるにも関わらず、波長分解能はλ/5000と非常に高分解能で、例えば、波長200nmでは分解能0.04nm、500nmで0.1nmの値です。
このような高分解能、広波長域が実現できる理由は、エシェルグレーティングとダブルプリズムによって得られるスペクトルイメージが、下図のような複数の多次光が高さ方向に分離されたイメージになるからです。このスペクトルイメージから各次数光をソフトウェアが結合して200~975nmのスペクトルを表示します。
下図のように各次数のスペクトルは非常に密に並んでいるためクロストークが心配になりますが、可搬型プラズマ分光装置 “Mechelle” は独自のダブルプリズムを搭載しているため、各次数のスペクトルライン間隔は常に一定になり、クロストークは最小限におさえられる仕様になっています。

水銀ランプ測定例

CCD、ICCDから選択可能

Andor Technology社製CCD検出器iKon-M(DU934型)またはICCD検出器iStar(DH334型)から選択できます。
ミリ秒以下の瞬間現象を捉える場合はゲーティングができる「iStar」を選択し、測定時間に制限がない場合は、高感度で高分解能の「iKom-M」を選択します。

簡単な波長校正

波長校正は水銀-アルゴンランプでおこないます。スペクトルイメージを測定したあと、所定の指示に従って波長校正をおこいます。 また、自動温度補正機能付で、長期間にわたって優れた安定性を示します。

特長

  • 200~975nmの領域を同時に高分解能で分光
  • エシェル分光器としては明るいF値 F/7
  • 特殊光学系による低クロストーク
  • 簡単な波長校正と自動温度補正機能
  • 検出器の付外し可能
  • Andor Solisソフトウェアで簡単に操作
  • ライブラリによる元素の同定が容易
  • 持ち運びできるコンパクト・堅牢設計

主な用途

  • LIBSなどの各種プラズマ分光
  • 環境分析など

製品仕様

可搬型プラズマ分光装置「Mechelle」仕様

型名 ME5000
デザイン仕様 エシェル分光器
検出可能波長域 200〜975 nm
焦点距離 195 mm
F値 F/7
分解能 λ / Δλ=6000
逆線分散 λ / 16400 (nm/pixel)
λ / 213.2 (nm/mm)
チャンネル高さ 5,3または1 pixel(選択可)
チャンネル幅 1 pixel
クロストーク <0.01 (@50 ×25 μm slit)
迷光 0.00015 (@633 nm laser line)
水平精度 0.81
垂直精度 1.66
寸法(CCD含む) 598×233.5×160.0 mm

カタログ・関連資料

FAQ

  • Andor Technology社の検出器以外を取付可能ですか

    Andor Technology社のICCD検出器またはCCD検出器専用となっています。

  • バンドルファイバーによる入射は可能ですか

    単線ファイバー専用です。

  • 入射スリットに集光入射は可能ですか

    Mechelle分光器用のスリットを取り付けることで対応します。

  • 検出器を取り外して観察用カメラとして使用できますか

    可能です。再び分光器に取り付けるときに波長校正ランプを使った校正作業が必要になります。

  • ICCDとCCD検出器のどちらが適していますか

    ミリ秒以下の時間分解分光をする場合はICCDが必須です。秒単位の測定で十分な場合はCCD検出器の方がSN比や波長分解能の点で優れています。

  • プラズマ分光だけではなく、透過率測定などで使用できますか

    Mechelle分光器はダブルプリズムを採用してクロストークが低く抑えられていますが、ブロードなスペクトルを測定する用途には適していないと考えられます。

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