製品概要
Photon etc社の “ハイパースペクトル顕微鏡 IMA™”は、高い波数分解能と空間分解能を提供します。このシステムは、蛍光、フォトルミネッセンス、エレクトロルミネッセンス、透過率などのスペクトルをマッピングしながら、可視、近赤外、第二生体窓(900~1600nm)の波長域を高速にスキャンできるよう設計されています。そのため、走査型のハイパースペクトル顕微鏡と比べて高速にハイパースペクトルキューブデータを取得できます。
IMA™ ハイパースペクトル顕微鏡は、太陽電池や半導体などの特性評価や、ポリマー、結晶、細胞などといったサンプルを非標識で評価することを可能にします。また、第二生体窓(900~1620 nm)で光る近赤外蛍光物質のスペクトル評価などへも用いることが可能です。
特長
- 400~1620nm高精度イメージングチューナブルフィルター搭載
- 波長分解能
< 2nm (400~1000nm), < 4nm (1000~1620nm) - 波長精度
FWHM/8(0.25nm@400~1000nm, 0.5nm@1000~1620nm)
アクセサリーおよびオプション
- 対物レンズ 10x、20x、40x、50x、60x、100x
- 波長領域の拡張(紫外領域への拡張)
- モーターステージ
- フィルターホイール(6つまでのバンドパスフィルター)
- エレクトロルミネッセンスモジュール
アプリケーション例
単層カーボンナノチューブ(CNT)由来蛍光のハイパースペクトルイメージング
各色(17種)スペクトルは、右図のイメージングデータに対応しています。

ペロブスカイト結晶のフォトルミネッセンスイメージング
グラフ(上段):ハイパースペクトルデータから抽出された2つのPLスペクトル
モノクロ画像(下段左図):770 nmでイメージングしたPL強度イメージ図
カラー画像(下段右図):PLスペクトルの中心波長イメージング図

REF.: Samples provided by Mercouri Kanatazidi (Northwestern Univ.) and David Cooke (McGill).
Photon etc社 技術・アプリケーションについて
Photon etc社のハイパースペクトルイメージングシステムは、特定波長のみ方向を変えることができる独自開発技術「Volume Bragg Grating(VBG)」をもとにした体積型透過グレーティングを搭載し、チューナブルフィルタによって分光されたイメージングを取得するシステムです。
このPhoton etc社 独自開発技術の「体積型透過グレーティング」を搭載したハイパースペクトルイメージングシステムは、ラインスキャンタイプとは異なり、波長ごとの分光イメージデータを取得できるため、広視野で高分解能の分光イメージデータを取得することが可能となります。 また、測定エリア、測定波長範囲、波長ステップ幅を狭くすることにより、分光イメージデータをハイスピードで取得できます。

Movie:Photon etc社 技術・アプリケーションについて
Photon社のハイパースペクトルイメージングシステム
http://www.photonetc.com/hyperspectral-imaging
アプリケーション
・太陽電池とLEDのハイパースペクトル特性解析
・ハイパースペクトル顕微鏡 IMAについて
・LLTFの技術について
・炭化ケイ素欠陥特性評価
・チューナブルレーザーについて
・ハイパースペクトルイメージングでスマートフォンデバイスを解析
・ハイパースペクトルイメージングシステムの技術について
